07_モバイルスマートVPNルーターの開発

医療のICT化により、医療情報の閲覧が簡便に行われるようになり、医療従事者はいつでもどこにいても情報にアクセスできる反面、情報を安全に管理することも重要な課題になっています。 これらの医療情報は、コンピューターネットワーク上で通信技術により情報がやり取りされるわけですが、データの「剽窃」や「改ざん」、あるいは「なりすまし」といったことが問題になります。この対策として、VPN(Virtual Private Network)を用いることが考えられます。VPNとは、ネットワーク上に特別なトンネルのようなものを作り、PCどうしをつなぐしくみです(図1)。われわれはPlanex communications株式会社、NTT DATAi、群馬大学との共同研究により、「モバイルVPNルーター」を開発し(図2)、臨床現場での有用性の実証実験をおこなっています(文献1)。 また、実施に当たって厚労省の基準にあうよう、医療情報を扱うのに十分なガイドラインを作成しております。

図1 VPNのしくみ 

図2 開発したスマートVPNルーター

文献1 郡 隆之, 松井英男, 浅尾高行ほか 携帯型VPNルーターの開発 
日本遠隔医療学会雑誌 2014 ; 10(2) : 242-45.


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